1951年に誕生した「ORIENT STAR」は、「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を理想に掲げ、伝統的な職人技と最新の時計製造技術とを融合したMADE IN JAPANの高品質時計を一貫して生産し続け、2021年に70周年を迎えました。『メカニカルムーンフェイズ』は、機械式時計の独創的なデザインと高性能の自社ムーブメントが人気のフラッグシップモデルです。
2017年に誕生した『メカニカルムーンフェイズ』は、オリエントスターの特長であるパワーリザーブを12時位置に、機械式ムーブメントの一部が文字板から見えるセミスケルトンを9時位置に配置しています。
そして指針式の日付表示に囲まれた6時位置のムーンフェイズ表示も含め、これら3つが備わる独創的な設計が専門家からも高く評価され、時計愛好家の間で幅広く人気を博してきました。
2020年には、6時位置のムーンフェイズ表示を月に、9時位置のセミスケルトンを地球に見立て、月の向こうに見える地球という斬新な発想でデザインした新モデルをコンテンポラリーコレクションから発表しました。
今回加わるモデルの特長は、白蝶貝の模様と深みのある色彩で立体感を強調したMOP*文字板です。
オリエントスターらしい絶妙なカラーリングはMOP*が放つ独特の光彩によって宇宙のイメージをさらに一歩進めています。とりわけオリエントスター70周年限定モデルはデザインテーマの「星雲」を表現し、「輝ける星」を目指してきたブランドの世界観を鮮明に表現しています。
世界700本(国内500本・海外200本)限定で、裏ぶたに70周年記念およびシリアルナンバーを刻む70周年記念限定モデルは、上下に濃くなるグリーングラデーションのMOP*文字板に対してダークグリーンを基調とするパワーリザーブやセミスケルトン、ムーンフェイズ表示が奥行き感を演出し、深遠な宇宙空間へと誘います。
高級感のあるホワイトのMOP*を採用したレギュラーモデルは、MOP*とトーンを合わせてホワイトを基調とするパワーリザーブ、セミスケルトン、ムーンフェイズ表示にブルーの針が映え、天体の空間を思わせます。これらのデザインは、両面無反射コーティングが施されたサファイアクリスタルを通じて隅々まで明瞭に見渡せます。またいずれも、りゅうず側面に配されたセラミックパーツが程よいアクセントを添えています。