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時計業界に新基準を樹立。オメガより世界初の”マスター クロノメーター”搭載モデル


オメガは時計業界の新たな基準となる“マスター クロノメーター”を世界で初めて取得した、最新モデル「コンステレーション グローブマスター」の日本上陸を記念し、オメガ本社 プロダクト開発兼カスタマーサービス副社長、ジャン=クロード・モナションによる、マスター クロノメーターについてのプレゼンテーションを行いました。


  マスター クロノメーターの認定テストは、時計業界の中で最も厳しいもので、オメガとスイス連邦計量・認定局(METAS)の共同開発による、10日間に渡る 8種類のテスト項目が設けられています。COSCの認定テストがムーブメントのみを対象としたものであるのに対し、METASのテストはムーブメントに加え、日常的な時計の着用状況を想定し時計全体が検査対象となります。グローブマスターの購入者は、オメガのウェブサイトにてそのグローブマスターの各テスト結果を確認することが可能です。



スウォッチ グループ ジャパン 本社ビルの シテ・ドゥ・タン ギンザで開催されたプレゼンテーションには、40名余りのメディアが出席しました。初めに、スウォッチ グループ ジャパン株式会社 代表取締役社長 兼 オメガ事業本部のクリストフ・サビオはメディアを歓迎した後、オメガのブランド名がキャリバーに由来していることに触れながら、初のマスター クロノメーターを搭載したグローブマスター コレクションの重要性を強調しました。


  その後、モナションによるプレゼンテーションが行われ、マスター クロノメーターの厳しい基準について説明しました。モナションは「オメガにとって、マスター クロノメーター認定を受けたグローブマスターの発表は、顧客がより優れた時計を手にすることができることを意味し、その開発を日常に誇りに思っています」と述べました。会場では時計技師立ち合いのもと、グローブマスターに非常に強力な磁石を近づけても磁気を帯びないというデモンストレーションが行われ、その耐磁性を実証することができました。


  その夜は、 同会場にて、グローブマスター日本上陸記念パーティが行われ、VIPカスタマーやメディアなど約 200名のゲストが出席しました。サビオは、「グローブマスターというオメガにとっての重要な商品の発表を共に祝うことができて、日常にうれしく思う」とコメントしました。続いてモナションは、オメガのパイオニアスピリッツの歴史を振り返りながら、オメガが 2020年の東京オリンピックまで公式計時を担当することに触れ、「これが日本で最初の公式計時となることに感銘を受けている」とスピーチしました。そして駐日スイス大使館より、ピーター・ネルソン公使がスペシャルゲストとして登場し、「オメガが世界最初の METAS認定のコレクションを発表したことに対して、スイスを代表する時計ブランド、オメガならではの偉業だと思う」と述べました。


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